限定ZIPPOライターの本当の価値

限定品 ZIPPOをもっと知ろう

日本人は「限定品に弱い」とよく言われますね(^_^;)

限定生産のお酒、一日数量限定のパン、更には限定販売の特別仕様車など、巷にはたくさんの限定品があります。

寒い中、長い列に並んで限定品を買うという人も多いですね。

日本では、国内のマーケットにあったデザインのZIPPOライターが、高い技術で加工・販売されています。

本体はすべてアメリカのZIPPO社が製造していて、許可を得た正規代理店などが加工をしています。最近は許可なしで勝手に加工・販売しているお店も増えていますけど(-_-;)

実は、国内加工のジッポーライターでは、「限定」と銘打った販売が結構あって、お客様の中には、限定ジッポーライターという言葉にもう魅力を感じないという方もいます。

国内加工ZIPPOは限定品が氾濫して、販売戦略としてやりすぎてしまった感が否めない面があるようです。

本来、国内マーケットだけで売るので、元々、大量に製造するわけではないのです。それなのに、わざわざ限定数しか販売しないという付加価値を付けて高値で売ろうという販売方針に、ZIPPOファンが疑問視するようになっていったという声も聞きます。

国内で限定販売されるケースと違って、本元のアメリカZIPPO社が「世界限定」を宣言したとき、そのZIPPOの価値は大きく異なる意味を持ってくることがあります。

ZIPPOは、アメリカ、カナダ、ドイツ、フランス、イタリア、日本をはじめ、近年では中国にも大きなZIPPO専門ショップがオープンするなど、世界での販売網は広いです。

単純な計算ですが、ZIPPOファンの特に多い国を5カ国と限定して、例えば、2000個限定であれば、公平に分けても一国には400個しかそのZIPPOが渡らないことになります。

10ヵ国ともなれば、各国でたったの200個ずつになります。この場合、日本の各ショップで10個ずつ欲しいといっても、たったの20店舗にしか流通しないことになります。

もちろん、需要や販売実績、仕入ルートなどにもよりますから、各国や各店に平等に行き渡るものではありません。

特にアメリカで人気の高い種類のZIPPOは、その5割はアメリカ国内で流通させ、残りの5割を海外輸出用とされることがあります。その際には、ますます入手し難くなります。

ですから、世界中のZIPPOファンで、限られた方だけがそのZIPPOを手にすることができるということになれば、その価値をちょっと自慢してみたくなるかもしれません。

希少価値もコレクションの楽しみですが、世界中で特定のZIPPOを共有できるような感覚が持てることも楽しみになると思います。

もし、購入された限定ZIPPOのシリアルナンバーが101番だとしたら、102番を持っているのは、ひょっとしたらドイツやフランスの方かもしれません。(シリアルナンバー:限定ZIPPOなどに限り各商品に刻印される番号)

「このZIPPOはイタリアでも同じ物を持っている人がいるかも・・・」と思うと、何かZIPPOを持つ楽しさが広がりませんか(^_^)/

ジッポー創業80周年記念リミテッドエディション – Zippo 80th Anniversary Limited Edition


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