今では世界中にコレクターさんがいて、日常でもよく使われているZIPPOライターですが、発売当初は、当然ながら、認知度が低かったそうです。
そこで、ZIPPOの創業者、ジョージ・ブレイズデル氏は様々な販売戦略を考えました。
よく知られているのは、宣伝用の車「ZIPPOカー」を走らせたり、様々なイベントに参加して、みんなに知ってもらうというのも一つの作戦でした。
ZIPPOカー以外に、雑誌などに様々な広告が出されました。
その一つ、1930年代には扇風機を使った耐風テストを行い、「ZIPPOは耐風テストにパスしたライターです。試してみてください。」といったユニークな広告を雑誌に掲載しました。
昔の広告をデザインにしたZIPPOは時々出てきますが、歴史を感じられますし、資料的にも面白いので、コレクターさんの間では人気があります。
※以下、掲載商品は完売の場合があります。こんなZIPPOがあるというサンプルで見ていただければと思います。毎年新しいライターが登場しますので、ぜひ、その中からお気に入りのZIPPOを探してみて下さい。
ザ・ファン・テスト – Zippo Fan Test
こちらのデザインは、当時(1940年代と思われます)のパンフレットをプリントしたものです。コレクターさん好みのレトロ感のあるZIPPOに仕上がっています。ベースになっているのはサテンクロムZIPPO。表面はさらさらっとしているソフトな持ち味のZIPPOライターにデザインがプリントされています(2009年製)。
No.24384
ザ・ファン・テスト
(The Fan Test)
SOLD OUT
1930年代に使われた広告をプリントしたミュージアム・コレクションZIPPO
ZIPPO/CASEミュージアムのディスプレイをZIPPOにしたミュージアム・コレクションです。 風に強いZIPPOライターをイメージしたデザインが描かれています。
こちらのデザインは、1930年代に使われた広告に使用されており、今では、ZIPPO/CASE博物館にディスプレイとして展示されています。
ブラックマットでコーティングしたZIPPOに、ゴールドでプリントされたイメージがキラっと輝きます。裏面には、75年以上も風に強いライターとしてステータスを保つ続きているZIPPOの軌跡と表面のデザインの解説があります(2008年製)。
No.24481
ミュージアム・コレクション・ウインドプルーフ
(Museum Collection Windproof)
SOLD OUT
1940年代パッケージデザインのZIPPO
1940年代パッケージデザインのZIPPOです。古いZIPPOライターはコレクターさんの間で人気がありますが、その収納箱もコレクションとしては貴重な存在です。こちらのZIPPOには、1940年代のパッケージ柄がレーザー彫刻されています。
シルバーとゴールド系の色合いのデザインが、ブラック系ZIPPO上に映えます。古いパッケージデザインのはずが、知らない方が見たら、これが1940年代のデザインだとは思わないほど新鮮なルックスに仕上がっています。
(1940年代のZIPPOを収納していたオリジナルパッケージ/非売品)
ベースになっているのは漆黒のようなエボニーZIPPOです。マイクロコーティングが施された黒光りするシブイZIPPOです。レトロ広告や年代ものの収納箱デザインがZIPPOに再登場しても、全然色褪せないところがすごいです。コレクションとしても収集の楽しみが増えるライターです。
No.28535
ジッポー・ウィンドプルーフ
(ZIPPO Windproof)
4,950円(税込)
SOLD OUT
風の中で火をつける女性」をテーマにしたレトロなZIPPO広告
こちらの絵柄は、1930年後半~1940年代に登場した「風の中で火をつける女性」をテーマにしたZIPPO広告の一つです。スケートで転んだ女性がタバコに火をつける光景が描かれています。
この広告には、風の中でも火が確実につくことをはじめ、故障しても無料で修理すること、片手で着火できること、安全対策が施されていること、ヘビーユーザーでも1週間以上オイルを入れなくても継続して使えることなどが宣伝されていました(文字広告部分はこちらのZIPPOにはプリントされていません)。
こういったZIPPOライターの機能は、今では当たり前でも、1930~40年ごろのライターとしては画期的なことであったんですね。永年無料修理は今でも他社がなかなかできないことです。
広告が雑誌に掲載された時代を反映して1937年代のレプリカ、ビンテージ・ブラッシュ・クロムZIPPOが使われています。現在のZIPPOより少し角型になっているのが特徴の一つです。
ZIPPOは今まで色々な広告を出してきました。それらをZIPPOの絵柄にしたZIPPOライターは歴史的な背景なども加わって、コレクションとしても楽しいものです。
No.28537
ジッポー・スケーター・ガール2
(Zippo Skater Girl2)
4,250円(税込)SOLD OUT
1940年頃の赤箱パッケージデザインZIPPO
1940年頃の赤箱パッケージをデザインしたZIPPOライターです。こちらのZIPPOには、1940後半~1950年前半代辺りに使用された赤い箱のパッケージ柄がレーザー彫刻されています。オリジナルパッケージと同様に、「Zippo Lighter」の文字が目立つように描かれています。
1940~1950年代頃に使用された赤いパッケージ(非売品)
古いZIPPOライター・コレクションについては、収納箱も貴重な存在になります。特に赤箱は珍しいので、このデザインを見ただけでピンとくるコレクターさんが多いかもしれません。コレクションとしても楽しみがあるZIPPOです。
ベースになっているのは1941年レプリカタイプのブラックアイスZIPPOです。マイクロコーティングが施された黒光りするシブイZIPPOです。
No.28534
ジッポー・オリジナル・ウィンド
(Zippo Original Wind)
4,650円(税込)SOLD OUT